Avaruushopea

ビョルン・ヴェクストロム(Björn Weckström)は、世界的に最も有名なフィンランド人ジュエリーデザイナーであり彫刻家です。

1969年、人類初の月面歩行に強くインスパイアされたヴェクストロムは、彫刻的なデザインが特徴のAvaruushopea(スペース・シルバー)コレクションを生み出しました。コレクションの個々のジュエリーに宇宙やSFに関連した名前がつけられましたが、コレクション全体の「スペース」という名前は空や宇宙空間を意味するだけでなく、地球の広大さや風景も意味します。最北ラップランドの、地平線まで広がる木のないツンドラ地帯。風によってその形を変え続ける雪の彫刻のような、見渡す限り雪に覆われた大地。スペース・シルバーコレクションのジュエリーには、そんな中を横切る小さな人間が登場するデザインもあります。

スペース・シルバーコレクションの中で、Planetaariset laaksot(プラネターリセット・ラークソット)のネックレスは1977年のスターウォーズ第一作(Espisode 4)のレイア姫が印象的に身に着けていたことで極めて有名になったジュエリーです。今日でもPlanetaariset laaksotのネックレスはフィンランドのジュエリーを代表するクラシックデザインであり、カレワラのコレクションの大人気商品です。