デザイナー
パウラ・ハイヴァオヤ(Paula Häiväoja)

ハイヴァオヤの超モダンなシルバージュエリーは、半世紀以上経った今も、未来的な印象を与え続けています。
パウラ・ハイヴァオヤ (1929 - 2011)は、当時のアート&デザインシーンはほぼ男性社会だった中、女性としては初のカレワラ主任デザイナーを務めました。
1953年に芸術工科大学からファッションデザイナーとして卒業し、3年後にカレワラでデザイナーとしてキャリアをスタートしました。1963年から1967年まで主任デザイナーを務めた後、フリーランスのデザイナーとして独立し、自身のスタジオを開設しました。
ハイヴァオヤは、フィンランドのファッションデザイン界の先駆者であり、ヘルシンキ美術工芸大学の教授として、次世代のフィンランド人デザイナーの多くを育てました。
「すでに手にしたものをくり返し、そのスケールを変えて、自由に解き放つのです。」

ハイヴァオヤコレクション 『ヒンメリ』
ハイヴァオヤが1964年に手がけたヒンメリネックレスが、カレワラ創業90周年を記念し、オリジナルデザインのままコレクションに復活します。
ヘルシンキの工房で職人たちが一つひとつ丁寧に仕上げる受注生産品で、素材には100%リサイクルゴールドおよびシルバーを使用。数量は最大90本限定のナンバリング入りです。

ハイヴァオヤコレクション 『ケハ』
ハイヴァオヤのデザイン言語は、2つの新コレクションにも受け継がれています。『ヒンメリ』コレクションは、同じネックレスの幾何学的なフォルムを新たな解釈で表現したジュエリー。着ける人の動きに合わせてしなやかに揺れます。
『ケハ』コレクションは、ハイヴァオヤが1960年代にデザインしたアヴァンギャルドなシルバーヘアバンドを起点に生まれました。
大胆で自由な発想がもたらす、フォルム、ファッション、デザインの喜び。
ハイヴァオヤは1960年代、ジュエリーという概念そのものを一変させました。「ジュエリーは心のための道具である」という彼女の言葉は、その好例です。
ハイヴァオヤの代名詞となったのは、超モダンなゴールドおよびシルバージュエリーでした。そのフォルムと、カレワラの原型職人たちの手によって生み出された作品は、当時、あらゆる自然の法則に挑むものでした。ハイヴァオヤは当時の社長シルヴィア・サルパランタから、大胆で未来的なビジョンを実現するための全幅の自由を与えられました。
「パウラは少し違う星から来たみたいな人でした。むしろ、未来から来たのかも」
彫刻家のヨハンナ・ハイヴァオヤが、母であり、デザイナーだったパウラ・ハイヴァオヤさんについて語った言葉です。













