カレワラ・ジャーナル

大胆であり続けた90年

アニバーサリーイヤーは、フィンランド国立博物館から始まりました

カレワラの90周年アニバーサリーイヤーは、特別な場所で幕を開けました。リニューアルを終えたフィンランド国立博物館が、2027年春の一般公開に先立ち、私たちの祝いの場として扉を開いてくれたのです。

すべてが始まった場所へ

カレワラの物語は、1937年、エルサ・ヘポラウタとフィンランド国立博物館から始まりました。そして今、私たちは同じ場所に戻り、90年の歴史、フィンランドの手仕事とデザインを祝うとともに、その先を見つめました。

それぞれの時代が、カレワラのデザインに足跡を残しています。会場では、アニバーサリーイヤーを幕開けする記念コレクションに加え、カレワラ90年の歩みから厳選された作品も紹介。フィンランド国立博物館のコレクションに着想を得た初期のジュエリーから、ビョルン・ヴェクストロムの彫刻的な造形、そして、フィンランドで活躍する若手デザイナー、イルダール・ワフィンとユスリン=マウヌラによるモダンなデザインまで、カレワラのデザインを象徴するジュエリーの数々が披露されました。

歴史を見つめ、新しいかたちを生み出す90周年コレクション

カレワラのデザインには、時代を超える彫刻的なフォルム、北欧の自然の力から生まれる表現、そして伝統を大胆に解釈し直す姿勢が息づいています。アニバーサリーイヤー最初のコレクションでは、歴史が新たな解釈を得て、今という時代と出会います。

90周年最初のコレクションが語る「大胆さ」

アニバーサリーイヤー最初のコレクションは、カレワラ初の女性チーフデザイナー、パウラ・ハイヴァオヤによる1960年代の未来的なデザインから着想を得ています。彼女は、ジュエリーとは何かという考え方そのものを塗り替えました。

幾何学的なHimmeli(ヒンメリ)ネックレスがオリジナルのままの姿で復活し、新たなジュエリーも加わりました。Kehät(ケハ)コレクションは、ハイヴァオヤがデザインした前衛的なシルバーのヘッドバンドから着想を得ています。さらに、カイサレーナ・マケラが1990年代にデザインしたKalevankarhu(カレヴァンカルフ、「カレワラの熊」)が、新たな解釈で復活します。

カレワラCEOのキルシ・パーッカリと、クリエイティブディレクターのアイノ・アールネース

未来へのまなざし

アニバーサリーイヤーのデザインでは、過去・現在・未来が出会い、歴史が新しいものの出発点となります。前を見据える同じ大胆さは、私たちがフィンランドデザインの未来を築いていく姿勢にも表れています。

大胆であり続けた90年。物語は続きます。